1st~2ndの頃よく聴いていて、ようやく初見。最高にキュートで、予想を遥かに超えてパワフルで、そう来るかってサプライズもあり。客を楽しませようって気持ちがいっぱい詰まっていて嬉しかった。
その最たるものが冒頭の和太鼓コラボ。一曲目Black Star終わってステージが明るくなると、並んだ3つの和太鼓と日本人プレイヤー。和太鼓ドラミングがしばらく続き、What The HellでAvrilバンドとコラボ! 日本との融合を試みるような演出が嬉しい。それにしては、日本人なのに自分和太鼓に馴染みないなと思ったり。
「ひとりひとりの顔が見たいから、ライト点けて!」ってステージ明るくさせて、客と目線が合うように屈んでにこにこして顔を眺めたり。本編ラストの曲でステージから降りて、結構長く客と触れ合ったり。演出でも嬉しい。
1stの曲沢山聴けて嬉しい。「嬉しい」ばっかりだな。
最近の曲ではピアノに腰掛けて歌われたAlice! グランドピアノに乗る猫みたいなキュートさと気まぐれさ、堪らん可愛い。しかも曲が少女像の代表格と来てる。ぴょんとピアノから飛び降りたのも可愛いいい。
最近は基本ビッチ路線で軽いと思っていてすみませんでした、恋するかと思ったGirlfriend。Smileギターのお兄さんに後半の《You know that I'm a crazy bitch》→《I know that you're a crazy bitch》に変えて言わせる演出笑った。最後ビンタの素振り可愛い。
しかし軽いだけじゃない。本編最後のI'm With Youが化けてびっくり。ずっと「私と誰か」の小さな世界観で捉えていたのだけど、ほぼ満員のアリーナいっぱいに響き渡る《I'm with you》の叫びは世界がひとつになっていくような壮大ささえ湛えていた。すごい振れ幅。
途中声出づらそうだったけれど、アンコール一曲目のアカペラWhat The Hellはすごかった。あの華奢な体のどこから、あれ程の力強さが生まれるのか。
そして最後の最後にComplicated、10代の頃のグリーンな思い出が蘇る……!
ガールズロック数あれど、Avrilが抜群に好きだ。自分の可愛さを理解し、いざとなったら誰かに守ってもらえることを強かに確信した上でパンクに闘おうとする女子堪らん。全篇に漂う「無意識だけど女を演じてる感」が面白い。
だけどそんなあれこれはライブ始まったらどうでも良く、ただただ可愛かったです。Avrilは俺の嫁。
■セットリスト
01. Black Star
02. What The Hell
03. Sk8er Boi
04. He Wasn't
05. I Can Do Better
06. I Always Get What I Want
07. Alice
08. When You Are Gone
09. Wish You Were Here
10. Unwanted/Musical Piece
11. Girlfriend
12. Airplanes
13. My Happy Ending
14. Don't Tell Me
15. Smile
16. I'm With You
EN.
01. What The Hell(acapella)
02. I Love You
03. Complicated
February 4, 2012
AVRIL LAVIGNE THE BLACK STAR TOUR
@ さいたまスーパーアリーナ
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