April 29, 2012

Salyu Tour 2012 photogenic
@ 東京国際フォーラム ホールA

 2年ぶり、MAIDEN VOYAGEツアー以来のSalyuワンマン。
 何より、強い歌い手になったと感じた。声の力強さと、声の力を信じて突き進む信念の力強さが合わさって大きなエネルギーを発生させる。その磁場に今夜立ち会った。
 処女航海で進む道を見つけて帰ってきたようでほっとした。リリイ・シュシュに付き纏われていた『landmark』→逃れようともがいていた『TERMINAL』→ターニングポイント「LIBERTY」→区切りを付けた『MERKMAL』→方角を見定めた『MAIDEN VOYAGE』を経ての突き進む『photogenic』。ようやくここまで来た。お帰り。

 オープニング、オリジナル映像。暗闇に降りしきる雨の中、水と戯れるSalyu。ピナ・バウシュ「Vollmond」へのオマージュだろう。身体で自由を叫ぼうとしているような。ピナの身体表現の自由さは、声の身体性を探り続けている(のだと思う)Salyuと通じるところがある。
 「灯台」の一節《今日から新しく生まれて 今日から新しく生きていこうよ》がスクリーンに投影され、歌い上げられてスタート。菜の花畑みたいに明るい黄の衣装に赤いハート型の羽?を背負い、金髪ウィッグ。ポップアイコンになろうとしている、それを引き受けようとしている、ようだった。ツアーのテーマが「元気をあげたい」だそうで、活発には見える。個人的にはどちらも彼女に求めない。
 「パラレルナイト」、武道館の「飛行船」を思い出す照明の気合の入り方。曲も安易に電子音楽に走っただけでなく、Salyuが咀嚼した感があって良い。続く「My Memory」、リリイの一夜復活ライブ以来の披露。リリイで聴きたかった……。あの時と同じオリジナル映像が流れていた。
 アナウンス「ここからは座ってお楽しみ下さい」で衣装替えタイム。音源の「飽和」が流れ、スクリーンにはオリジナル映像。宇宙のような空間に光が集まり球体を成していく様が、音とよく調和している。飽和に新しい命が吹き込まれて嬉しい。リリイ要素はファンサービスなのか何なのか。だからライブに足を運び続けてしまう。
 光の集積は月に成り「月の裏側」へ。Salyuはアイボリーの衣装に身を包み、ウィッグ取って再登場。続く「体温」照明が白眉! 最初音程が何だかずれていてひやひやしたけれど、持ち直してからは良かった。「青空」ライブは音源よりずっと胸に迫る。「新しいYES」半ばで強めの地震があり(千葉でM5.8、最大震度5弱、東京は震度3)、何かのアトラクションみたいに座席全体が揺れた。ライブは何事もなかったかのように続行。UNIT以来に聴く「夜の海 遠い出会いに」、エネルギー量が復活していた。大きな会場に映えてやっぱりいいなあ。
 「皆さんの今日より明日が、明日より明後日が、今年より来年が、より良いものへ変化していくように、という気持ちを込めて歌います」というMCに続いて「VALON-1」。歌ってくれたことに、ありがとう。
 本編終了前、またオープニングに似た映像が流れて「ただいま」の台詞。処女航海からのただいま、なのだろうけどSalyuの声に聞こえなかった。誰だ。
 アンコールの衣装はツアーグッズのシルクプルオーバー(20,000円……)にピンクのショートパンツ、足元は銀色きらっきらのスニーカー。そんな格好で「春を降らせます」からの「HALFWAY」、一番元気をもらったのはこの曲かな。締めは「風に乗る船」、2年前と変わらず驚いた。
 ツアーファイナルだから来るだろうと思っていた小林P、現れず。また2人で舞台に立ってほしい。

 突き進むSalyuはどんどん遠くなり、そろそろ追いきれなくなってきた。それでも、あの声が自分にしっくり来る時のあの喜びが欲しくて追い続けている。salyu×salyuのように巧いプロデューサーとまた出会えると良い。
 MCのうたのおねえさんみたいな台詞っぽさに拍車が掛かっていて笑った。

 Salyu曰く「私のオーケストラ」であるツアーバンド、素晴らしい! キーボード皆川さん、この人の音は小林さんにもSunnyにもないカラフルさがあって楽しい。キタダさんのベースもSalyuライブの大きな楽しみ。「Tower」楽しそうだったな。ひろこさんのマルチっぷり(コーラス、コンガ、ウィンドチャイム)も観て聴いて楽しい。ライブがすごく楽しかったのはバンドに拠るところも大きい。

 また、いつか。

■セットリスト
01. camera
02. LIFE
03. Tower
04. 悲しみを越えていく色
05. magic
06. ブレイクスルー
07. パラレルナイト
08. My Memory
(衣装替え、音源の「飽和」が流れる)
09. 月の裏側
10. 体温
11. 青空
12. 新しいYES
13. 夜の海 遠い出会いに
14. コルテオ ~行列~
15. 旅人
16. VALON-1
17. Lighthouse

EN.
01. HALFWAY
02. to U
03. 風に乗る船

April 1, 2012

People In The Box 『Citizen Soul』 release tour
@ 中野サンプラザ

 ツアーファイナル東京! 何だこの記事の長さ!

 本編最後「汽笛」がひとつの到達点を迎えた。未来へ大きく踏み出していきたくなる音がホールに満ちていくあの感覚は、何なんだろう。音の貴さ、その場にいられる貴さをいっぱいに感じながら、最後のドン!を聞いた。
 大きな拍手の中、近くの人が「ありがとー!!」って叫んでいて何かもう感極まる。解散ライブ以外でそんなの聞いたの初めてだ。ありがとうピープルありがとう。今夜一瞬で過ぎた。それくらい没入していた。
 ツアー序盤はCSの曲が育っていくのに立ち会う感覚だったけれど、今夜は中身がぎゅっと詰まっていて溢れてくるのを分けてもらっているような。波多野さん最初のMCで「すごく充実したツアーでした。その充実ぷりを受け止める準備はできているか?」、アンコール時「(ツアーの)充実っぷりを、皆さん受け止めた訳ですよね?」。受け止めても抱えきれないくらい。何なんだ。一体何なんだ。

 ホールという環境を差し引いても他会場と空気が違う。始まる前から本編の終わりまでずっと、そこら中に緊張感が潜んでいた。ピープルが今夜何かを成し遂げそうな予感とか、未知の終着点を前にした緊張とか。ユーモラスなMCに笑う余裕すらない。(結果波多野さんに「今日はどうも打率が低い」と言わせた上、「僕、この帽子の中は全部ハゲです!!」という力技(しかも横浜でウケたMCの流用)を使わせてしまったのは大変申し訳なかった)

 ファイナルの特別感すごい。加藤隆さんのオリジナル映像がポエトリーリーディング、「旧市街」(PVとは別)、エンドロールに合わせてスクリーンに映し出された。相性の良さを再認。
 ポエトリーリーディングの映像はニムロッドPVに近いタッチ。横たわる人が目覚め、花片を一枚口に入れる。《食べろ、食べろ、食べろ、食べろ》で様々な人が花片を食べ、人の輪郭線がほどけて人ならざるものに変容する姿が描かれる。「花を食べる人」のモチーフ大好きなので驚きつつ嬉しかった。始まりと終わりは #00ff00 くらいの黄緑色を背景にバンド名とツアータイトル入り。加藤さんの作品でこんなブライトな色を見るのは新鮮。映像と現実をうまく切り分けて、かつ橋を架けていた。
 「旧市街」の映像がものすごい。演奏がBGMになるほど。最初は旧市街PVに出てくるブリューゲルのバベルの塔らしいものを背景に、途中から独立して、一本の茎が不穏なもの(某大統領? / キノコ雲 / 原発? / 防護服の人々)を次々吸い上げ(実を付け?)ながらずうっと伸びていく。どうなるんだろう?と思っていたら、最終的にへその緒となり嬰児に結び付いた。呆然。と同時に、『Family Record』と『Citizen Soul』とピープルの意図と現実とが一気にリンクしたような衝撃。いつだって彼らは音で生命を鳴らしているのだと思った。まだ処理しきれていないけれど、今はここまで。
 エンドロールはあかい花。オープニング映像で登場人物達が食べていたものか。BGMはシンプルな電子音? 手探りで見付け出されたような音の連鎖。最後「Music by Hirofumi Hatano」のクレジットがあったので、エンディングもオープニングの音もきっと彼の作だろう。

 セットリスト、納得の布陣。各々の曲の感想を書き始めると途方もないが少し後述。波多野さん曰く「今回のセットリストはピープルなりのハードコア」。何だと……! 思わず噴いたけど、「ニムロッド」に代表されるような反逆ってことなら頷ける。
 ホールはさすが音がクリア。天井の高い大きな空間いっぱいに音が響いて充満していく作りはピープルによく合っていると思う。そのお陰で聞き取れたポエトリー、《バタフライエフェクトを頼りにする心許ないアジテイターでもある》と言っていた(九州のアクセントなのか「ア『ジテイタ』ー」)。多分。
 照明もこの日だけのものばかり。ドラムセットの銀色が光にきらめいてきれい。

 ダイゴマンが語った(*後述)通り、アンコールは一年前を辿るような構成。
 「泥の中の生活」ラストで波多野さんがギター置いて帽子取って舞い始めた時は目が点になった。たっぷり30秒は舞っていた。再びギターを肩にかけてクライマックス、と思いきやエフェクター踏むの遅れたりでぐだぐだ気味。けれども彼なりの自由さの現出だったんだろうな、と思うとアンコールらしくて良い。ダイゴマンのハイハットは相変わらず絶妙。繊細だけど確かな存在感。
 「火曜日 / 空室」轟音パート堪らなく気持ち良かった! 終わった瞬間の沈黙含めて大好き。続いて定番の「完璧な庭」、いきなりエモからポップに。ダイゴマンが手拍子煽るのも最早定番。楽しい楽しい。
 終わりか、と思いきや更にファイナル仕様でもう一曲! 波多野さん「People In The Boxでした」と格好良く決めて大きな拍手受けつつ、イントロギターミスって笑い。やり直して即興アレンジ入れながら、リズム隊とうまくアイコンタクトして「She Hates December」に入っていったのはさすが。アンサンブルの強さを見た。5ヵ月ぶりに、しかもアンコールの締めに聞けて、個人的にすごく嬉しかった。最初にピープルを知って惹かれた曲。

 Wアンコール「ヨーロッパ」。やっぱり激しさがやや取れた替わりに距離が近くなった印象。《やあ、みんなどこからきたんだ?》、以前の懐疑や不安に比べて歓喜が増えているような。ピープルと観客を結び付けるこのフレーズは何度立ち会っても貴重。《目には見えないものをいまにも「この手に」掴もうとしている》少しの変化だけど痺れた。アウトロにぶっ殺されてツアー終幕。
 福井さん、ダイゴマン順に退場していき、最後まで残った波多野さんステージ中央のぎりぎり前まで出てきて「ありがとうございました」って地声で言ってお辞儀。その後マイクでもしっかり同じように伝えて去っていった。

 熊谷、横浜、仙台、名古屋、そして東京、沢山のピープルを観てきて本当に楽しかった。波多野さん「名残惜しいなあ。でもまた沢山ライブやりますので、是非来て下さい」あたたかい。こんなに感慨深いファイナルは初めて。『Citizen Soul』聴き直すととても充実した感覚。
 彼らがこれからどうなっていくのか、そのゴールはインタビューで少し明かされているけれど、どうやってそこへ向かっていくのか、今後が本当に楽しみ。ずっと応援するよ。ありがとう!!

* WアンコールでのMC
ダ「丁度一年前くらいにもここでやったんですよ。去年は地震の影響で」
ハ「あの 忌 々 し い 計画停電のせいで」
ダ「そう、節電するよう言われて、照明とか実は色々気を遣ってたんですよ。で、200人くらい払戻しになったのかな。あの時はこんなに埋まってなかった。だから、あの時来れなかった人が絶対いるはずなんだよ。あの時とスタッフも皆同じで。俺としては今日はリベンジマッチな気がしていて、今日ここでできたことがすごく嬉しいです」
(会場大きな拍手)


■セットリストとメモ(☆=CSの曲=今ツアー固定、★=CS以外の固定曲)
01. 沈黙 ☆
 シンバルの叩き方、鳴り方が格好良過ぎる。バスドラのリズム未だ掴めず。
 《そうさ、世界は美しいのさ》の説得力にのっけから持って行かれる。
02. 笛吹き男 ★
 4/1に聞く《今夜最高の嘘が、ほんとうになる》の力すごい。また特別になった。
03. 市民 ★
 今日の緊張した空気に良く映えていた。赤を基調とした照明がとても良い。
04. 親愛なるニュートン街の ☆
 ひぐらしの代わりにベースが挟むきゅいーん音が好き。(語彙がなくすみません)
 ハンドクラップ楽しい。親愛。最後ドラム手で打って締めてた。親愛!
 「意気揚々」と「生きようよ」の相似。声がきれいに伸びてぞくぞくする。
05. 見えない警察のための
 今夜の緊張感の中では解放されきらなかったのが惜しい。少し浮かぶ感覚は健在。
06. ペーパートリップ ★
 《終わりのはじまりを見たいな》と《はじまりが終わっただけだよ》。どちらも旅に出るけれど随分違って聞こえる。もう少し考える。
07. 技法 ☆
 《殉教者を見下げ果てている》曲だと思っていたけど、違ったんだね。良いMC。「踊る」って波多野さんのキー概念のひとつだなあ。「踊るときには、魂が先行する」という言葉を思い出したりした。
 ハ「今日コンサートみたいですね、私のこの声の響き具合というか。よく踊ったりするでしょう、ロックバンドだと。(※でも今日の客は静か、という含意) だけど皆さんはいつも踊ってるんだと思うんですよ。今日ここまで来るのも徒歩とか電車とか、はたまたセグウェイとか。それはすばらしい踊りなんです。でも、もしかしたら何かに踊らされてるのかもしれないよね。だけどそんなことはどうだっていいじゃないか、その踊りが美しければ。……という曲をやります」
 (会場ずっと静か)
 ハ「そりゃあ目が点になるよね。笑 ふつうの曲をやります」
08. レテビーチ
 周りもゆらゆら揺れていて気持ちいい。ドラムに釘付け。
09. 冷血と作法 ★
 ドラムは地下で燃え滾るマグマ、繰り返されるベースのフレーズは地上の生物、嵐のような間奏の中で炸裂するギターは落雷、をそれぞれ思わせる。圧巻。ツアーの要。
10. ブリキの夜明け
 「静かな曲をやります」からこの曲。徐々に盛り上がっていく感じがとても良い。特にベース熱い! 天井に水面のような照明が映し出されて、会場全体が水の中でたゆたっているような感覚も良かった。
11. ニコラとテスラ ☆
 デマーゴーギー♪と、それが途切れる流れが大好き。造花をかーこんで♪も好き。最後、和解するー世界♪で和解するまで長く溜めるのも好き。途中ドラムスティックでカウント取るのも好き。
 流れでは熊谷の「木曜日 / 寝室」から入るのが一番好きだったな。
12. 月曜日 / 無菌室 ★
 長くアレンジされたイントロ、いつものフレーズに入って音が明るくなるのと同時に照明が真っ白になってはっとした。サンプラザの棒状の照明面白い。天井から降りてくるの初めて見た。
13. はじまりの国 ★
 いっそ踊ろー!! この断定がアンコールへのフラグだったとは。
14. スルツェイ ★
 全部好き。どのパートもメロディーも詞も。奇跡的なバランス。
15. ニムロッド ☆
 やっぱりドラム格好良い。何度でも言おう、ドラム格好良い! ドラム格好良い!!
16. 旧市街 ★
 映像に釘付け。まさにメメントモリ。
17. 汽笛 ☆
 終わってしまうんだなあ、と思うと寂しくなった。でも音はずっと鳴っているから楽しくて仕方なかった。
 ホールに響く3人のコーラスのうつくしさといったら。
 最後のドン!に背中を押された気がした。

EN. 1
01. 泥の中の生活
02. 火曜日 / 空室
03. 完璧な庭
04. She Hates December

EN. 2
ヨーロッパ


■MC備忘
・客がなかなか笑わない
ハ「どうも今日は打率が低い……。僕、この帽子の中は全部ハゲです!!」
(会場爆笑!)
ハ「ウッソー☆ エイプリルフールの責務を果たしました(ドヤァ)」

・ドヤ顔ポーチ紹介
ハ「肘当てとしても使えます」
ダ「肘当てね! ああ、俺まさに昨日こうやって寝てたわ」(実演)
ハ「寝る時は必須だよねー」

・東京の名産品
ダ「ポーチを紹介する時、波多野くんが各地の名産品を言うんですけど。東京は?」
ハ「俺何て言ったっけ?」
ダ「肘当て!」
ハ「そうだ肘当て。笑 だって、東京の名産品って、何かさー。何かさー」
ダ「東京の名産品って何だ?」
客「スカイツリー!」
ハ「スカイツリー?! あんなの 何 っ に も ないよ? ただ高いだけだよ」
ダ「一度登ってみたいって感じで登るんじゃないですかね、ああいうのは。展望台とかあって」
ハ「『わーすごーいたかいねー』」(棒読み)
ダ「こんなこと言っといて一番楽しむタイプなんですよ、こういうのが一番!!」
ハ「(笑)『あ、あれうちじゃない?』」
ダ「ははは! 『あれ健太んちじゃね?』」
ハ「『あっちが新宿だから、えーっとうちはこっちの方でー。あっ高尾山見えた!』」
ダ「ほら、そうやって! 絶対テンション上がるんだよ!!」

・高尾山
ダ「高尾山いいよ! 健太絶対行ったらいい!」
フ「(客に)僕登山すごい好きなんで」
ハ「高尾山いいよね。都心からちょっと行ったところにあんな自然が」
フ「行ったことあるんだよ高尾山。麓まで行って」
ダ「あ、行ったことあるんだ?」
フ「行って、山眺めて、帰ってきた。笑」
ダ「え!? 登んなかったの?」
フ「うん。行って、へー、って」
ダ「眺めて、帰ってきたんだ! はは!」
ハ「僕、朝の5時に高尾山行ったことあります」
ダ「5時!?」
ハ「あのケーブルカー? 登るやつあるでしょう? あれも動いてなくて。店も何もやってなくて」
ダ「そらそうだろなあ」
ハ「で、山見て、帰った。へー、って」
ダ「おんなじじゃん!!!」


■開演前の中野の空


 胸を打たれた空のパノラマ。写真で伝えきれないのがざんねん。「そうさ、世界は美しいのさ」って、思わず信じそうになった。
 ぼうっと見ていたらとびきりうつくしいひと時は撮り逃してしまったけれど、めずらしくしっかりと記憶に焼きついている。

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Maira Gall