August 11, 2012

ハイスイノナサ @ SHIBUYA O-nest

 初ワンマンソールドアウトおめでとう! 特に最後の方、すごい盛り上がり! 前よりもずっとエネルギーの大きなライブ。終演後「やばい」「すごい」「やばい」って声があちこちから聴こえてきた。まだまだ行けそう。
 単純に人数が多くて(4人+ヘルプ1人+ゲスト)迫力あるのは勿論、勢いのある演奏だった。行けるところまで行ってやる!みたいな若さ。新譜割とミニマルな響き方をしているのに対して、ライブはロック感が強い。言ってしまえば残響ぽい。ハイスイに限らずライブってそうなるものだなと思う。どちらにも良さがある。
 前聴いた時は都市の醒めた空気に満ちていたけれど、今日は都市に溢れるざわめきの方を強く感じた。ロック寄りになっていくんだろうか。とはいえ観たの二度目でまだまだ掴みきれていないし、残響ぽいのも好きだ。

 ざっくりと流れ:序盤は多分2ndまでの曲(知らなかった)、静かな曲ゾーンを挟み、中盤から「地下鉄の動態」ほか3rdの曲を沢山やって、本編最後が「動物の身体」。この帰結すごくいいね。アンコールで「ある夜の呼吸」、Wアンコール「ハッピーエンド」で締め。途中「モビール」聴けて嬉しい。
 ゲスト豪華! 途中Aureoleのフルートさんやthe cabsのドラマーさん(よく見えなかった、トライアングルで参加?)。texas pandaa出川さんのコーラス、鎌野さんによく合ったやさしさで素敵だ。

 SEがライヒ「Three Tales」! 納得と歓喜。とりわけピアノの奏でる奇妙なうつくしさにシンパシー。ライヒは不安や混沌、ハイスイは醒めた都市の、それぞれざわめきのなかピアノが声を上げているところにすごく惹かれる。
 追いかけたいバンドが増えて嬉しい。また、ぜひ。

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Maira Gall