September 25, 2011

凛として時雨 Presents "トキニ雨#13~Tornado Edition~"
@ TOKYO DOME CITY HALL

 ゲストChara、本当に良い組合せだった。

■Chara
 初見。イメージ通り、エネルギッシュで鮮やかで、感性のかたまりみたいな人。「歌が好きな人とかいるじゃないですか。(中略)そういう人にすごく憧れてたんですよ」というのはJAPAN10月号でのTKの発言で、そのままCharaに当てはまるんじゃないか。
 「Junior Sweet」「スワロウテイル・バタフライ」「やさしい気持ち」が聴けて嬉しい。それ以外は解らず、新曲が多かったようだけど、気にならず楽しめた。感覚がそのまま声になり、フレーズになり、曲になる。その過程がそのまま目の前で展開されているようで、少しも飽きない。20年のキャリアすごい。

■凛として時雨
 「音出して演奏するのが純粋に楽しいとか、そういう人間になりたいなと思って」
 同じくJAPAN10月号のインタビューでのTKの言。ライブは苦しくもある、とも言っていた彼が今日「楽しいですね」ってぽつりと呟いたのは感慨深かった。嬉しかった。時雨はアルバムを作る度に曲のストックを出し尽くすと聞いて、いつか突然途切れるんじゃないかと思っていたけれど、まだまだ続きそうで安心。良い変化。大きな変化。変化したTKからどんな曲が生まれてくるのか楽しみだ。
 定番曲中心のところ、この時期に「秋の気配のアルペジオ」聴けたのは嬉しい。
 久しぶりの「傍観」、やっぱりびりびり来た。今日は345がテンション高く(高校生の頃からChara好きと言っていたから、それでかな)ベースも声もとても調子良い。傍観では膝付いてベース掻き鳴らして振り切れていた。
 ピエールが最後左足けんけんで退場していて、攣ったのかと思ったら、元々痛めていたらしい。早く良くなって、根本的な解決策も見つかって、末永く時雨のドラマーでいてくれますように。

 あのCharaの後のこんなTK、時雨だから、余計に「音楽の楽しさとは何ぞや」みたいなことを考えながら観ていた。自分が音楽を聴いているのはなぜ、ライブに来るのはなぜ、とか、何となく通り過ぎてきたことを今も考えている。時雨×Charaでないと生まれなかった余韻。本当に良い組合せだったと思う。もう少し考え続けたい。

■セットリスト
01. a symmetry
02. テレキャスターの真実
03. COOL J
04. I was music
05. DISCO FLIGHT
06. 秋の気配のアルペジオ
07. illusion is mine
08. Can you kill a secret?
09. Telecastic fake show
10. 感覚UFO
11. 傍観

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Maira Gall