June 5, 2011

レイ・チェン J・S・バッハ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲演奏会
@ トッパンホール

 初見。無伴奏全曲演奏会の2日目、シャコンヌ目当てに。
 聴き始めて日が浅いので、ソロのヴァイオリンがあれだけ豊かで多層的な音色を出せることに驚いた。時々3台に聞こえたほど。 
 シャコンヌはやはり圧巻。溢れる気迫が全てヴァイオリンに注がれ、音として昇華されていた。あの圧倒的なテンションを他のプログラムでも観てみたい。
 アンコールは"for tsunami victims"として演奏された「ガヴォットとロンド」。とても優しく丁寧な演奏に、慰められているようで思わず涙が出た。

 パンフレットによると、次の来日も決定! 2012年4月、チャイコのヴァイオリン協奏曲を予定とのこと。

■プログラム
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト短調 BWV. 1001
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番 ロ短調 BWV. 1002
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV. 1004

■アンコール
ガヴォットとロンド(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ハ長調 BWV. 1005より)

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Maira Gall